静けさは、音がないことではない。
町の朝のささやきが聞こえる場所。
自分の足音に気づく廊下。
風が木と話している窓の外。
それを静けさと呼ぶ。
観光地の喧騒から、少し離れたところに。
ホテルではない、家でもない。数日だけ、その町の誰かの家に泊まる。
町の朝のささやきが聞こえる場所。
自分の足音に気づく廊下。
風が木と話している窓の外。
それを静けさと呼ぶ。
ロビーはない。フロントも、朝食会場のざわめきも。
かといって自分の家でもない。見知らぬ天井を見上げ、誰かの本棚を眺める。
その「間(あわい)」に minpaku はある。
観光でなく、訪問でもない。数日だけその町に住む。
コンビニの場所を覚え、朝食のパンを選ぶ。夕暮れの光を窓から眺める。
予定も装飾も、詰め込みすぎない。
余白のなかで旅人は自分に戻る。
ホテルでもない、家でもない。
数日だけその町の誰かの家に泊まる。
それを minpaku と呼ぶ。